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2023年11月 | モデルハウスオープンしました。
夫婦共働き世帯の増加、スマートフォンの普及、都心マンションの乱立と土地価格の高騰など、平成から令和にかけて人々のライフスタイルは様変わりしました。それでも「一軒家を買うなら、庭付きの広い家が素敵」という理想像を平成からアップデートできていないのは、住宅業界の課題だといえます。
私たちは令和の時代の「夢のマイホーム」をテーマにモデルハウスを作りました。新時代にフィットする快適な暮らしのご提案をさせていただきます。
新しい時代の
「夢のマイホーム」を考える。
concept
01
新しい時代の
「断熱性能」を考える。
「南に大きな窓」不要論。
名古屋の夏は熱帯気候と思えるほど暑く、冬は芯から冷える。それなのに南面に大きな窓を設置して、わざわざ外の熱気と冷気を家に迎え入れる住まいがエコなはずがありません。本モデルハウスは南面に大きな窓を配置せず快適な住まいを目指しました。
エアコン1台で家全体が快適。
圧倒的な断熱性能と気密性能は、外壁から室内まで何重にも重ねられた構造に秘密があります。さらに窓はトリプルサッシ、室内の温度を一定に保つ熱交換器などがそれらを実現しています。
トリプルサッシ概念図
フォームライト
SOLIDO
防水紙
あんしん(耐力面材)
モデルハウス壁内概念図
外壁材用下地材
カネライトフォーム
透湿防水シート
通気用縦胴縁
エネルギーコストも高騰していく中、快適に住むなら、むしろ窓は大きくない方が良い。これが令和の住まいのスタンダードのひとつと私たちは考えます。「南面に大きな開口がほしい」という価値観を捨てると、土地選びの幅がぐっと増えます。ちなみに高窓などの工夫で、日光はいくらでも室内に採り入れられます。まずはモデルハウスでご体感ください。
column
電気代は3年前から、約20%増
電気料金の推移(経済産業省調べ)
新しい時代の
「間取り」を考える。
02
壁は最小限。
ドアも最小限。
壁やドアは開放感を打ち消す大敵となります。限られた敷地の中で開放的な空間を得るためにはこういった工夫が必要です。モデルハウスでは壁を極力減らし、空間を広くとりました。結果的にアイランドキッチンもレイアウトが可能に。さらに一階と二階をスケルトン階段でつなぎフロア同士を空間でつないでいます。一方で壁を減らしすぎると耐震性能が不安になります。そうならないようにテクノストラクチャーという特殊工法を採用してバランスを調整。大空間と耐震性の両立に成功しました。
内閣府調査結果
青少年の親を対象とする調査(父子の接触時間)
「ほとんどない〜30分くらい」と回答した割合
58.3%
63.9%
小学4〜6年生
中学生
内閣府の調査によると、父親とこどもの接触時間が「ほとんどない」「15分くらい」「30分くらい」を合わせた比率が,小学4~6年生の父親で58.3%、中学生の父親で63.9%を占めている、というアンケート結果に。なるべく親子で地続きの空間で会話の機会を増やし、互いに安心感を感じながら暮らすのが、令和の仲良し親子を目指す第一歩なのかもしれません。
column
家族時間の不足問題
間取り:2〜3LDK+2S
敷地面積:153.52㎡(46.43坪)
建物面積:1F 52.18㎡/ 2F 57.97㎡
延床面積:110.15㎡(33.32坪)
バルコニーの必要性を問う。
眺めもさほどよくない立地なら、物干しのためだけのバルコニーを作るのはやめませんか。その分、室内の面積を広くとることができるからです。本モデルハウスはバルコニーがない分、洗面脱衣室を大きくとり、室内物干しとカウンターを完備。洗濯乾燥機から取り出した衣類をその場で干したり畳んだりできるから家事動線の効率もよくなります。どうしても外干ししたいものがある場合はウッドデッキが使えます。
家族が料理に参加しやすいキッチン。
女性だけが料理を仕切るのは新しい時代にフィットする考え方ではありません。夫婦共働き世帯が増える中、家事は家族みんなでシェアすることがますます重要視されてきています。
私たちが考えるのキッチンの在り方は、家族全員が料理を手伝いやすいこと。本モデルハウスではアイランドキッチンを採用し、どこからでも家族の手が伸びてきて手伝える仕様としました。
新しい時代の
「家事」を考える。
03
令和2年 内閣府モニタリング結果
「男女の家事時間の比較」
2.79倍
3.58倍
3.34倍
夫婦
+子供(就学前)
夫婦
+子供(小学生)
夫婦
+子供(中学生)
内閣府の調査によると、現状、女性は男性の2〜3倍以上の家事をこなしていると言われています。この格差を少しでも減らす努力をすることが住宅業界の課題だといえます。
column
埋まらない、家事負担の男女差
04
「環境負荷」を考える。
ソーシャルグッドな住まいでありたい
天然素材を積極的に使うことで環境負荷の少ない家を建てる。アースコンシャスは今後、ますます大きなテーマとなりゆくものです。外壁材には石灰石を原料としたSOLIDOと、シラス台地のシラス(マグマが岩になる前に粉末になったもの)を原料とした、そとん壁を採用しています。「自然素材」と聞くとメンテナンスの手がかかりそうなイメージがありますが、いずれの外壁材も一年に一度、高圧洗浄機で水洗いするだけ。簡単、手間いらずです。
また、時と共に風合いに深みが増していくのも自然素材ならではの良いところ。フローリングには無垢材を使用しているので、暮らせば暮らすほどに色味の深まりを楽しめます。
環境省のまとめによると1日あたり100万トン以上の産業廃棄物が生まれていて、その中の20.7%が建設業。住まいの解体時に出たゴミも含まれ、処理する度に水質汚染・大気汚染を進行させているのです。
1位:電気・ガス・熱供給・水道業
2位:農業・林業
3位:建設業
4位:パルプ・紙・紙加工品製造業
5位:鉄鋼業
20.7%
1位:電気・ガス・熱供給・水道業
2位:農業・林業
3位:建設業
4位:パルプ・紙・紙加工品製造業
5位:鉄鋼業
産業廃棄物の排出・処理状況(令和3年度)
column
やがて大きなゴミとなる家
pictures
あなたの価値観をベースとした
いえづくりをしませんか。
SNSや、インターネットで拾った情報はインプットすればするほどバイアスがかかってしまうものです。そして理想と現実のギャップに苦しむ原因ともなり得ます。一旦色眼鏡を外しませんか。家づくりは千差万別だからこそ、人の価値観ではなく自分たちの価値観に立ち返ってみるべきです。今回ご紹介したモデルハウスはあくまで一例であり、新たな住まいの在り方を体験いただくためのものです。是非とも私たちに、あなたの本音を教えてください。あらゆるアイデアで唯一無二の家づくりをご提案します。
access
住所:愛知県名古屋市天白区久方1丁目40